【共催/会員限定】10/9(水)金融業界におけるAI利活用の課題:サイバーセキュリティリスクに対するグローバルな視点と日本のアプローチ

※本イベントは会員限定となっております。

2024年10月9日(水)、「金融業界におけるAI利活用の課題:サイバーセキュリティリスクに対するグローバルな視点と日本のアプローチ」をオンサイト開催いたします。

当イベントは、金融機関におけるAI活用によって生じる様々なサイバーセキュリティリスクについて、パネルディスカッションを通じて包括的に議論します。

金融機関、金融庁、米国財務省、クラウド事業者がそれぞれの視点から、AI活用の現状とセキュリティ課題について共有し、共通の理解を深めます。また、金融機関のAI活用事例とそれに伴うリスクを検討し、クラウド事業者からの技術的な意見も得ながら、包括的なリスク評価を行います。さらに、米国財務省の参加により、グローバルな金融セクターにおけるAI活用とサイバーセキュリティの最新動向や優良事例について学び、日本の金融市場における議論に反映させることを目指します。

概要

■日時:2024(令和6)年10月9日(水)14時00分~17時00分(参加者受付開始 13時30分~)

■会場:FinGATE KAYABA 1階イベントスペース
東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 1階イベントスペース
https://www.fingate.tokyo/facility/kayaba/

■参加費:無料

■参加対象者
・金融当局
・金融機関及びFintech企業において、
①生成AI活用を実践、検討されている方
②生成AI活用におけるサイバーセキュリティ、リスク管理を担当されている方

■定員:90名
Fintech協会会員:40名
招待枠チケット:50名
※「招待枠チケット」はFintech協会会員の方のお申し込みはお控えください。

■言語:日本語・英語(同時通訳付き)

■共催:
一般社団法人Fintech協会
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWS)

プログラム(予定)

14:00~14:10 主催者挨拶
沖田 貴史(一般社団法人Fintech協会 代表理事会長/ナッジ株式会社 代表取締役)
鶴田 規久(アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 執行役員 金融事業統括本部長)

14:10~14:25 基調講演1「AI時代の金融業界におけるサイバーセキュリティリスク対応」
柳瀬 護 氏 (金融庁 総合政策局 審議官)

14:25~14:40 基調講演2「Managing Artificial Intelligence-Specific Cybersecurity Risks in the Financial Services Sector」
Todd Conklin 氏(Deputy Assistant Secretary, U.S. Department of the Treasury)

14:40~15:20 パネルディスカッション1「金融業界におけるAI利活用とサイバーセキュリティ課題」
<パネリスト>
Todd Conklin 氏(Deputy Assistant Secretary, U.S. Department of the Treasury)
齊藤 剛 氏(金融庁 ITサイバー・経済安全保障監理官)
徳高 康弘 氏(日本銀行 金融機構局 参事役 兼 上席考査役(システム・業務継続担当))
<モデレーター>
落合 孝文(一般社団法人Fintech協会 代表理事副会長/渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 プロトタイプ政策研究所・シニアパートナー弁護士)

15:20~15:25 休憩

15:25~16:05 パネルディスカッション2「Cloud and AI Policy Trends in the US」
<パネリスト>
Todd Conklin 氏(Deputy Assistant Secretary, U.S. Department of the Treasury)
Michael Hsu 氏(Comptroller, U.S. Office of the Comptroller of the Currency)
<モデレーター>
Denyette DePierro(Head of Financial Services Public Policy, US, Amazon Web Services)

16:05~16:45 パネルディスカッション3「日本の金融機関のAI活用とサイバーセキュリティリスク対応の事例紹介
<パネリスト>
藤澤 陽介 氏(住友生命保険相互会社 情報システム部 AIオフィサー)
藤井 達人 氏(株式会社みずほフィナンシャルグループ  執行役員 デジタル企画部  部長)
小野沢 宏晋(一般社団法人Fintech協会 理事/GMOあおぞらネット銀行株式会社 執行役員 セールス&マーケティンググループ長)
<モデレーター>
高野 敦史(アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 金融事業開発本部 プリンシパル コンプライアンス スペシャリスト)

16:45~16:55 クロージングスピーチ
Michael Hsu 氏(Comptroller, U.S. Office of the Comptroller of the Currency)

16:55~17:00 閉会挨拶
木村 康宏(一般社団法人Fintech協会 代表理事副会長/フリー株式会社 執行役員社会インフラ企画部長)

17:00~18:00 懇親会

【お願い】
※内容は当日までに変更になる可能性がございます、あらかじめご了承ください。
※お申込時入力頂いた内容は登壇者へ共有させて頂く場合がございます。
※AWS・Fintech協会の許諾のない写真・動画撮影や録音はお控えください。
※開催記録として写真撮影を行い、広報のためホームページ等に掲載するほか、各メディア等で使用させていただく可能性がございますことをご了承ください。
※本イベント開催趣旨に沿わない方のご参加は、事務局の判断によりお断りする場合がございます。
※現地会場での開催を予定しておりますが、開催方法が変更になる場合がございます。

登壇者プロフィール(ゲスト):五十音順

■齊藤 剛氏
金融庁 ITサイバー・経済安全保障監理官

2004年 金融庁入庁。2010年監督局総務課監督企画室課長補佐、2013年 保険監督者国際機構、2019年 金融庁総合政策局総務課国際保険規制調整官などを経て、2021年7月から金融庁総合政策局リスク分析総括課サイバーセキュリティ対策企画調整室長、2023年7月1日から現職。

■徳高 康弘氏
日本銀行 金融機構局 参事役 兼 上席考査役(システム・業務継続担当)

1996年に日本銀行に入行。これまで、新日銀ネット構築プロジェクトPM、情報システム開発課長、業務局総務課長、大分支店長などを歴任し、2024年5月から現職。金融機関のサイバーセキュリティ対策に関する調査・モニタリング等に取り組んでいる。

■Todd Conklin氏
Deputy Assistant Secretary, U.S. Department of the Treasury

アデイモ副長官の下で米国財務省のサイバー・ポートフォリオを主導する一方、財務省のサイバーセキュリティ・重要インフラ保護局担当副次官補も務める。社内ITの近代化を主導するほか、暗号業界ガイダンスの更新や標的型制裁措置で構成される財務省のランサムウェア対策戦略を立案・実施。マーシーハースト大学で歴史学の学士号を、オハイオ大学でビジネス分析学を専攻しMBAを取得。2021年には、財務省の重要な国家安全保障データ資産のセキュリティを確保した功績が認められ、財務省最高の栄誉のひとつである銀メダル勲章を受章した。

■藤井 達人氏
株式会社みずほフィナンシャルグループ 執行役員 デジタル企画部 部長

IBMにてメガバンクの基幹系開発、インターネットバンキング黎明期のプロジェクト立上げ、金融機関向けコンサルティング業務に従事。その後、Microsoftを経て、三菱UFJフィナンシャル・グループのイノベーション事業に参画しフィンテックプロジェクトを立上げ。おもな活動として「Innovation Hub」「MUFG Digitalアクセラレータ」「オープンAPI」等。また、MUFGコイン、イノベーションハブ等の新規事業等の立上げも手がけた。その後、auフィナンシャルホールディングスにて、執行役員チーフデジタルオフィサーとして金融アプリの開発に取り組んだ。Microsoftの業務執行役員を経て現職。一般社団法人 金融革新同友会FINOVATORS創立メンバーとしてフィンテック企業の支援なども行っている。同志社大卒、東大EMP第17期修了。

■藤澤 陽介氏
住友生命保険相互会社 情報システム部 AIオフィサー

大手信託銀行、ベンチャー生保、外資系再保険会社を経て、2020年より現職。データ分析に関するプロジェクトを統括。早稲田大学(非常勤講師)、日本保険・年金リスク学会(理事)、日本アクチュアリー会ERM委員会(委員長)、国際アクチュアリー会EFRフォーラム(委員長)/AIタスクフォース(委員)、社会保障審議会企業年金・個人年金部会(委員)等

■Michael Hsu氏
Comptroller, U.S. Office of the Comptroller of the Currency

徐は2021年5月10日に通貨監督官代理に就任。連邦銀行システムの管理者であり、通貨監督官局 (OCC) の最高経営責任者。OCC は、連邦銀行システムの安全・健全な運営、金融サービスへの公平なアクセス提供、顧客が公平に扱われ、適用される法律と規制を遵守している。OCC は、米国全土の消費者、企業、コミュニティにサービスを提供する約 1,100 の国立銀行、連邦貯蓄協会、および外国銀行の連邦支店と代理店を監督。これらの銀行は、コミュニティ バンクから国内最大で最も国際的に活動している銀行まで多岐にわたる。連邦預金保険公社の理事、金融安定監督評議会および連邦金融機関検査評議会 (FFIEC) のメンバーであり、2023年4月1日より FFIEC の議長を務める。OCC に入社前は、連邦準備制度理事会の監督・規制部門の副部長を務めた。米国で活動する世界的にシステム上重要な銀行会社の監督責任を負う大規模機関監督調整委員会運営委員会の委員長を務め、国際通貨基金の金融セクター専門家、米国財務省の金融エコノミスト、証券取引委員会の金融エコノミストとしての経歴も有する。ブラウン大学で文学士号、ジョージ・ワシントン大学で金融学の理学修士号、ニューヨーク大学ロースクールで法学博士号を取得。

■柳瀬 護氏
金融庁 総合政策局 審議官

1992年大蔵省入省。IMF金融資本市場局シニアエクスパート、財務省国際局為替市場課長、金融庁監督局銀行第一課長、同企画市場局参事官等を経て、2022年6月から現職。担当はフィンテック、ITシステム・サイバーセキュリティー、経済安全保障、金融犯罪対策等。

登壇者プロフィール(主催者):五十音順

沖田 貴史
一般社団法人Fintech協会 代表理事会長/ナッジ株式会社 代表取締役

一橋大学商学部経営学科在学中に、サイバーキャッシュ株式会社(後のベリトランス、現DGフィナンシャルテクノロジー)の立ち上げに参加し、2015年まで代表取締役CEO。2012年econtext ASIA社を共同創業し、翌2013年香港証券取引所に上場。 2016年に、SBI Ripple Asia株式会社代表取締役に就任し、ブロックチェーン技術の日本・アジアでの実用化に貢献。2020年ナッジ株式会社を創業、日本におけるチャレンジャーバンク普及を目指す。米国Ripple社、インドネシアtokopedia社などのユニコーン企業の役員も歴任。主な公職に、金融審議会専門委員、SBI大学院大学経営管理研究科教授など。日経ビジネス 2014年日本の主役100人に選出。

落合 孝文
一般社団法人Fintech協会 代表理事副会長/渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 プロトタイプ政策研究所・シニアパートナー弁護士

慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業。同大学院理工学研究科在学中に旧司法試験合格。森・濱田松本法律事務所で約9年東京、北京オフィスで勤務し、国際紛争・倒産、知的財産、海外投資等を扱った。現事務所に参画後は、金融、医療、不動産、MaaS、ITなどの業界におけるビジネスへのアドバイス、新たな制度構築などについて活動を行っており、政府、民間団体の様々な理事、委員などを多く務めている。

小野沢 宏晋
一般社団法人Fintech協会 理事/GMOあおぞらネット銀行株式会社 執行役員 セールス&マーケティンググループ長

1989年、武蔵工業大学(現、東京都市大学)・経営工学科卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社にシステムズ・エンジニアとして入社。銀行におけるシステム構築、ソリューション作成、メガバンクの統合プロジェクト等に従事。2007年にIBM Corporationに派遣、大手金融グループや金融ソリューション企画部門に参画。 帰任後はメガバンクや、地方銀行向けサービス部門を経て、2011年 地方銀行向け共同化システム運営会社の取締役副社長に就任。2013年 日本アイ・ビー・エム株式会社 理事、2017年 同社・バイスプレジデントとしてアウトソーシング事業における事業開発を担当。2019年、GMOあおぞらネット銀行株式会社に参画、経営企画を担当する執行役員に就任。

木村 康宏
一般社団法人Fintech協会 代表理事副会長/フリー株式会社 執行役員社会インフラ企画部長

東京大学法学部を卒業。株式会社野村総合研究所にて主に情報通信業界の企業向けのコンサルティングや経産省・総務省などの官庁の政策調査に従事。スモールビジネスのテクノロジー活用に問題意識を持ち、フリー株式会社に参画。現在は、電子行政や金融インフラを始めとする社会のテクノロジー活用基盤形成に向けて、情報発信・提言活動に取り組む。

■高野 敦史
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 金融事業開発本部 プリンシパル コンプライアンス スペシャリスト

メガバンクにてシステム企画・導入、米系大手監査法人で金融機関の財務諸表やシステム監査、内部統制評価、SOCレポート発行業務等に従事。その後、米系大手コンサルティングファームでサイバーセキュリティとシステムリスク支援領域のジャパン統括を経てAWS入社、AWS利用にかかるクラウド関連規制やクラウドリスクへの対応支援を担当。

■鶴田 規久
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 執行役員 金融事業統括本部長

2020 年 8 月よりアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社に金融事業統括本部執行役員 統括本部長として参画。ビジネス戦略立案や市場分析、サービスの価値の啓蒙、クライアントとの関係構築をリードし、金融機関のデジタルトランスフォーメーションを推進。アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社への就任以前は、34 年間に亘って日本アイ・ビー・エムにおいて金融事業を牽引、営業部長・理事・執行役員を歴任、さらにはシンガポールにおいてグローバルビジネス戦略室の立ち上げに従事。帰国後、成長戦略コグニティブ ソリューション事業をリード、日本アイ・ビー・エム退職後、株式会社 AIT 取締役専務執行役員を経て現職に至る。

■Denyette DePierro
Head of Financial Services Public Policy, US, Amazon Web Services

Head of Financial Services, Public Policy, U.S.Amazon Web Servicesの米国金融サービス公共政策を統括し、銀行・ 証券・保険の分野では、 金融サービスを支える顧客と規制の公共政策を監視している。Amazon Web Services入社前は、 米国銀行協会のサイバーセキュリティおよびデジタルリスク担当副 社長兼シニアカウンセル、Cyber Risk Instituteの創設理事、Financial Services Sector Coordinating Council(FSSCC) の国際政策ワーキンググループの共同議長を務めた。Pepper dine School of Lawで法学士号と修士号を取得し、 ストラウス紛争解決研究所のフェロー、イタリア・パドヴァのPa dua大学で開発経済学のEUフェローを務めた。

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