【イベントレポート】 2022年3月15日 報道関係者向け勉強会『金融機関×中小企業dx』

2022年3月15日(火)に報道関係者向け勉強会を実施いたしました。
今回のテーマは『金融機関×中小企業DX』でした。

アジェンダ

14:00~14:05 挨拶
14:05~14:20 「デジタル時代における企業の在り方~DXのその先へ~」
       GMOあおぞらネット銀行株式会社 企画・事業開発グループ 執行役員 
       小野沢 宏晋 氏
14:20~14:35 「金融機関×中小企業DX」
       一般社団法人Fintech協会 常務理事 / 株式会社インフキュリオン 代表取締役社長
       丸山 弘毅 氏
14:35~14:55 Q&A
14:55~15:00 まとめ・閉会挨拶
       一般社団法人Fintech協会 代表理事会長
       沖田 貴史 氏

パネリスト

小野沢 宏晋 氏
GMOあおぞらネット銀行株式会社 執行役員 企画・事業開発グループ グループ長
1989年、武蔵工業大学(現、東京都市大学)・経営工学科卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社にシステムズ・エンジニアとして入社。銀行におけるシステム構築、ソリューション作成、メガバンクの統合プロジェクト等に従事。
2007年にIBM Corporationに派遣、大手金融グループや金融ソリューション企画部門に参画。
帰任後はメガバンクや、地方銀行向けサービス部門を経て、2011年 地方銀行向け共同化システム運営会社の取締役副社長。2013年 日本アイ・ビー・エム株式会社 理事、2017年 同社・バイスプレジデントとしてアウトソーシング事業における事業開発を担当。2019年、GMOあおぞらネット銀行株式会社に参画、経営企画を担当する執行役員に就任。

丸山 弘毅 氏
一般社団法人Fintech協会 常務理事 / 株式会社インフキュリオン 代表取締役
慶應義塾大学商学部卒業後、株式会社ジェーシービー入社。信用管理部門・マーケティング部門を経て、 新規事業開発・M&A部門の設立メンバーとして参画。2006年インフキュリオンを創業し、グループの経営戦略、 新規事業を担当。2015年一般社団法人Fintech協会を設立し代表理事会長に就任。業界発展・法改正などに貢献。 2018年一般社団法人キャッシュレス推進協議会理事に就任。 日本のキャッシュレス推進に向け実務・政策の両面から貢献。

沖田 貴史 氏
一般社団法人Fintech協会 代表理事会長 / ナッジ株式会社 代表取締役
一橋大学商学部経営学科在学中に、米国CyberCash社の日本法人であるサイバーキャッシュ株式会社(現ベリトランス の)の立ち上げに参加し、2015年まで代表取締役CEO。2012年デジタルガレージ傘下としてecontext ASIA社を共同創業し、翌2013年香港証券取引所に上場。 2016年に、SBI Ripple Asia株式会社代表取締役に就任し、ブロックチェーン技術の日本・アジアでの実用化に貢献。その間、米国Ripple社、インドネシアtokopedia社などのユニコーン企業の役員も歴任。 主な公職に、金融審議会専門委員、SBI大学院大学経営管理研究科教授など。
日経ビジネス 2014年日本の主役100人に選出。

会の様子

DXの本質的な意義は「自ら、ITを制御できる状態にする『手の内化』することである」とし、もう一歩先に進んだDXについてご講演いただきました。「すべての企業はFinTechになる」土台が整ってきた今、新たなデジタルビジネスイノベーションを加速させDXのその先へ進んでいきたいと話されました。

丸山氏からは、中小企業DXの期待として、API利用を今後どのように推進していくかについてお話いただきました。Fintech協会の立場からも、キャッシュレスデータを実際に金融機関にて活用している事例を交え、詳細なご説明を頂きました。

最後に沖田会長より、フィンテックの今後について中小企業という観点から、アンバンドリングしていく流れが非常に大きく強い点が重要である一方で、今後はユーザーを起点にリバウンドリングしていく時代に差し掛かっており、進化の途上であると総括いただきました。

Fintech協会では、隔月で報道関係者の皆さま向けに勉強会を開催しております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。