【共催/会員限定】11/22(水)金融公共政策サミット-金融サービスとクラウド- Financial Services and the Cloud 2023

※本イベントは会員限定となっております。

2023年11月22日(水)13時より、金融公共政策サミット(Financial Services and the Cloud 2023)を開催いたします。

グローバル金融機関によるクラウド活用は、新たなイノベーション創出及びオペレーショナルレジリエンスの分野で注目されており、その利用が拡大しています。このような状況において日本の金融機関によるクラウドの利用のスピードも加速する可能性があります。

今回の金融公共政策サミットでは二つのテーマを採り上げます。まず、日本の金融機関のクラウド活用について考察し、次に金融機関がクラウドを活用する上でどのような課題を抱えているのか、また日本当局では今後どのように認識するかについて理解を深めます。そして、金融機関から注目されているオペレーショナルレジリエンスを採り上げます。

尚、世界の最新動向、日本の主要金融機関が今後直面する可能性のあるオペレーショナルレジリエンス対応の課題、日本当局のアプローチについても深く掘り下げます。

加えて、2024年からの本格施行が予定される経済安全保障推進法の動向についても言及します。

概要

■日時:2023(令和5)年11月22日(水)13時00分~18時00分(参加者受付開始 12時30分~)

■会場:FinGATE KAYABA 1階イベントスペース
東京都中央区日本橋茅場町1-8-1
https://www.fingate.tokyo/kayaba/

■参加費:無料

■定員:90名
Fintech協会会員:40名
招待枠チケット:50名

■言語:日本語・英語(同時通訳付き)

■共催:アマゾン ウェブ サービス(AWS)
一般社団法人Fintech協会

プログラム(予定)

13:00~13:15 開会挨拶
沖田 貴史(一般社団法人Fintech協会 代表理事会長)

13:15~13:35 基調講演
柳瀬 護 氏 (金融庁 総合政策局 審議官)

13:35~14:20 パネルディスカッション①
「金融領域におけるイノベーションの推進とクラウドの活用」
パネリスト:
牛田 遼介氏(金融庁 イノベーション推進室 室長)
松土 梨歩氏(山梨中央銀行 経営企画部経営企画課 主任)
矢上 聡洋氏(GMO あおぞらネット銀行株式会社  CTO)
モデレーター:
松本 肇子氏(アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社金融事業開発本部)

14:30~15:00 対談/Fireside Chat(ビデオ)
「グローバルな視点からの政策実践と洞察」
スピーカー:Denyette DePierro, Head of Financial Services, Public Policy, U.S., AWS

Todd Conklin, Deputy Assistant Secretary, U.S. Department of the Treasury

15:00~15:45 ご講演
「コンセントレーションリスクに関する最新の調査のご紹介(仮)」
スピーカー:
Meng-Chow Kang, PhD, CISSP
Associate Professor (Adjunct), School of Computer Science and Engineering,
Nanyang Technological University, Singapore

15:45~16:45 パネルディスカッション②
「日本におけるオペレーショナルレジリエンスへの取組み」
モデレーター:
落合 孝文(一般社団法人Fintech協会 常務理事)
パネリスト:
齊藤 剛氏(金融庁 ITサイバー・経済安全保障監理官)
齊内 秀樹氏(公益財団法人金融情報システムセンター 調査部長)
梅田 康吉氏  (株式会社三菱UFJ銀行 リスク統括部副部長)
中井 大輔氏  (日本銀行 金融機構局 考査企画課 システム・業務継続グループ)
桜田 雄紀氏  (西村あさひ法律事務所 弁護士/ニューヨーク州弁護士)

16:45~17:00 閉会挨拶
堀 天子  (一般社団法人Fintech協会 エグゼクティブアドバイザー)

17:00~18:00 交流会

ご登壇者プロフィール(五十音順)

■牛田 遼介氏
金融庁 イノベーション推進室 室長

金融庁総合政策局イノベーション推進室(旧フィンテック室)においてイノベーション推進施策や技術・ビジネス動向調査を担当。2019年から2021年にかけて、ジョージタウン大学Cyber SMART研究センターにおいて分散型金融システムのガバナンスに関する研究に従事。

■梅田 康吉氏
株式会社三菱UFJ銀行 リスク統括部副部長

1996年 株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)に入行。
開発・エンタープライズアーキテクチャ・研究開発を担当後、海外大学院留学。
2012年よりシステム企画部にて働き方改革と危機管理高度化の同時実現等に従事。
2018年よりサイバーセキュリティ推進室次長、2020年にリスク統括部の副部長に就任。
DX/サイバー等に加えてオペレーショナルレジリエンスやサードパーティを含むITリスク管理全般を担当。

■齊内 秀樹氏
公益財団法人 金融情報システムセンター 調査部長

1999年 日本銀行入行。2023年6月より、金融情報システムセンターにて、金融情報システムに関連する諸問題(技術、利活用、管理態勢、脅威と防衛策等)について調査・研究に従事。

■齊藤 剛氏
金融庁 ITサイバー・経済安全保障監理官

2004年 金融庁入庁。2010年監督局総務課監督企画室課長補佐、2013年 保険監督者国際機構、2019年 金融庁総合政策局総務課国際保険規制調整官などを経て、2021年7月から金融庁総合政策局リスク分析総括課サイバーセキュリティ対策企画調整室長、2023年7月1日から現職。

■桜田 雄紀氏
西村あさひ法律事務所 弁護士・ニューヨーク州弁護士

投資審査、輸出管理、経済制裁、機微な技術分野における共同研究開発等の経済安全保障に関する案件を多数手掛け、米欧中の経済安全保障施策にも広く知見を有している。2019年~22年財務省大臣官房企画官(国際局調査課)として勤務し、在任中、対日投資規制強化等を内容とする外為法改正を含む2度の外為法改正(19年、22年)、ロシア向け新規投資禁止などの経済安全保障関連施策に携わる。
主な著作として、「詳解外為法 対内直接投資等・特定取得編」(共編著)(商事法務2021)、「経済安全保障推進法Q&A50問」(2022年、NBL)など。

■中井 大輔氏
日本銀行 金融機構局 考査企画課 システム・業務継続グループ

1997年 日本銀行入行。主に金融機関のオフサイトモニタリング及び考査事務に従事し、システムリスク管理・業務継続体制に関する調査等を担当。
FISCの安全対策専門委員会委員等を歴任。
2017~2019年に金融庁に出向(総合政策局 情報・分析室長)。

■松土 梨歩氏
山梨中央銀行 経営企画部経営企画課 主任

山梨中央銀行に入行以来、営業店にて窓口業務を担当。昨年、行内で開催された「Amazonのイノベーションメカニズムを活用した Digital Innovation Program に参加して新たな顧客向けサービスを発案。これをきっかけに経営企画部へ異動し、現在は銀行全般の企画業務を担当。

■矢上 聡洋氏
GMO あおぞらネット銀行株式会社  CTO

外資系ITベンダー入社後、カード・信販系のお客様担当エンジニア、SE、アーキテクトとして従事。その後、金融系チーフアーキテクト部門責任者として、金融全般のお客様におけるエンタープライズアーキテクチャ、インフラアーキテクチャ設計を推進。
2019年7月よりGMOあおぞらネット銀行にて現職、「sunabar-GMOあおぞらネット銀行API実験場-」や「AML AIスコアリングモデル」などの開発をリード。

■Denyette DePierro氏

Head of Financial Services, Public Policy, U.S.

Amazon Web Servicesの米国金融サービス公共政策を統括し、銀行・証券・保険の分野では、金融サービスを支える顧客と規制の公共政策を監視している。Amazon Web Services入社前は、米国銀行協会のサイバーセキュリティおよびデジタルリスク担当副社長兼シニアカウンセル、Cyber Risk Instituteの創設理事、Financial Services Sector Coordinating Council(FSSCC)の国際政策ワーキンググループの共同議長を務めた。Pepperdine School of Lawで法学士号と修士号を取得し、ストラウス紛争解決研究所のフェロー、イタリア・パドヴァのPadua大学で開発経済学のEUフェローを務めた。

■Meng-Chow Kang氏

PhD, CISSP, School of Computer Science and Engineering,Nanyang Technological University, Singapore

シンガポール政府、大手多国籍金融機関、グローバル・セキュリティ・プロバイダー、テクノロジー・プロバイダーなど、さまざまな業界でサイバーセキュリティの実務に携わる。シンガポール、ISO、ITU-Tでさまざまな規格の議長や共同議長を歴任し、2004年にRAISEフォーラムを設立。2015年から2017年にかけてはISC2のボードディレクターを務めた。2013年に著書「Responsive Security」を出版。NTU非常勤准教授、MAS CSAPメンバー、Govtech Smart Nationフェロー。

お申込み

会員向けメールにてPeatixの限定公開URLをお送りいたします。
会員の方でお手元にメールが届いていない場合は、当協会のお問合せページよりご連絡ください。

お問い合わせ

ご質問・ご不明点ございましたらHPのお問い合わせよりご連絡ください。
https://fintechjapan.org/contact/